何となく気になったので
アキバblogでのグッドスマイルカンパニーコラムに対する一消費者の戯言をつらつらと
しかしユーザーフレンドリーだとしても情報暴露しすぎじゃないかとか思うのはもれだけですかそうですか
まぁもれもお世話になってる実店舗の店長とかから、色々こういった情報貰ってたりもするんですけどね( ゚□゚)
「1/8スケールPVCフィギュア」を例に取ると、製造数は当社取り扱いの商材の一般的なもので国内投入が4000個前後。人気商品で10000個。まれに爆発的に売れて数万個。増産にも手作業工程が多いため、最短で2ヶ月ほどの時間がかかります。
爆発的に売れたってのはマックスファクトリーの霞(C2)とかメガハウスのRAH2とかが思い浮かんだり
両方とも作りすぎで今だと投げ売られてますががが(;´Д`)
メガハウスのRAH2でいくと
RAHの供給量不足 → それを見越した消費者の予約の殺到 + それを見越した卸もしくは小売の過剰発注 + 受注数に対するメガハウス側の満額回答(貰った発注に対しては全て答えますよって感じ)が合わさった結果こうなっちゃったって感じですかね
正直分納の形じゃなく1度で出し切っちゃえばもう少し何とかなった気はしますが
分納最後の分はほぼ丸々不良在庫化か投売りでしか売れないって話はよく聞きます
「欲しくない!」となればタダでもいらない、4000円から6000円の高単価な商品ですから、店舗さん・流通各社さん・発売元メーカーを含めて、商品の実際の販売ポテンシャルの判定は、とても難しいものです。現在の値引き販売の流れの中では、数%を売り残してしまうと、その商品は赤字です。
流通の仕組みを凄い手抜きで簡略に書くと
メーカー → 卸売り業者 → 小売業者 → 消費者
となります
よくメーカー希望小売価格とありますが、それは消費者が小売から買う時の価格だと思ってもらって構わないです
昨今のフィギュア事情を見てますと小売価格の10%~20%OFFで販売してる小売がありますが、正直ほとんど利益出てないんじゃないかと思います
大手小売は大量に仕入れる分、掛け値が下がってるとはいえそれでも実際の利益は希望小売価格の10%もいってない気がするんですがその辺どうなの教えてエロい人
例を出すとメーカー希望小売価格が1個4000円の商品を1カートン(入り数6個)仕入れたとします
卸業者から小売業者がこれを7.5掛け(小売価格の7.5割)で仕入れたとした場合、小売業者は1個3000円x6=18000円で卸業者から仕入れたことになります
小売業者がこれを消費者に小売価格の4000円で売った場合、4000x6=24000円の売上を小売業者はしたことになります
単純に考えると売上-仕入れ=利益なので24000 - 18000 = 6000円
つまり小売業者は6000円の利益を手に入れたわけです
それでは1カートン6個仕入れて4個しか売れなかった場合はどうなるか?(売れ残りの2個の商品は単純に不良在庫化すると考えます)
この時の売上は 4000 x 4 = 16000
売上 - 仕入れ = 16000 - 18000 = -2000
つまり2000円の赤字となるわけです
単価が高い且つ仕入れ値が高いPVC完成品とかは赤字になりやすいので、如何に在庫を出さないように仕入れるかが小売の至上命題になってきます
上だと単純にメーカー希望小売価格で計算してますが、実際には多数の競合店舗がひしめきあうフィギュア販売業界(特にネット通販)
希望小売価格そのままでは売れない場合がほとんどとなると、値引きはほぼ必然となってきますので実際に利益を出すのは更に厳しい状況となっています
例えばメーカー希望小売価格の10%OFFで販売するとなると
販売価格は1個辺り3600円
6個全て売れたとしても21600円
利益は 21600 - 18000 = 3600円にしかなりません
この場合1個売れなかっただけで 3600 x 5 = 18000円 = (仕入れ値)となり、全く利益が出ないわけです
最近、市場に出回る数が少なく瞬殺されるフィギュアも増えてますが、その原因の1つがこれ
つまり小売が不良在庫を恐れて予約分以上にほとんど数を取らない結果、店頭分がほとんどないわけです
ただ、ちょいと補足しとくと、正直今のフィギュア業界の瞬殺っぷりは単純に生産能力が追いついてないからってのが1番大きな要因な気はします
供給過多に振れた場合は、商品やブランドの価値を下げて行くことになりますし、予測以上の受注が集まった場合には、戦略的に(または製造能力との兼ね合いで)メーカーが数量をカットする場合があります。おもちゃのような嗜好品の世界では、初代「たまごっち」の例を挙げるまでもなく、ブームによる供給過多で市場が一気に壊れたことが過去に何度もありますから、大切にしたい市場で長く商売を続ける為に、数量カットをする思考を強く否定することはできません。
供給過多が商品の価値を下げることは何となく分かるんですが(供給>需要なので商品が余る → 投売りコース=メーカー希望小売価格で売れない)、ブランドの価値を下げるってのがイマイチ分からん(;´Д`)
ブランド = メーカーと捉えるなら、卸業者もしくは小売業者に対する信用のことになるのかな?
戦略的に数量カットってのはあれですかメガh(ピー)
この場合たまごっちの例えは正直微妙だと思ったんですがどうなんだろ
あれはマイナーチェンジがあるとはいえ、基本システムが一緒な以上、普通のたまごっちだろうが天使のたまごっちだろうがたまごっちはたまごっちなわけで
たまごっちが欲しいと思う人全ての人の手に渡ったら、たまごっちがたまごっちである以上売れなくなる = 市場の崩壊となります
繰り返しになりますが、たまごっちがたまごっちである以上、複数所持したいと思わせるだけの何かが無ければそこでたまごっち本体の需要は止まっちゃうわけですよ
たまごっちの場合、本体の需要が止まった以上、やるべきことは本体の供給ではなくそれに付随する物を提供するべきだったのではないかと思います
PVC完成品市場ってのはたまごっち市場のように、勝負できる商材が1つじゃなくてそれこそいくらでもあるわけで
1つの商材(PVC完成品)の供給過多が市場の早期崩壊に繋がるってのはイマイチよく分からんわけですよ
確かにその商材は駄々余りかもしれませんが、それなら他の商材出せばいいわけで
というか同じ商材(ex.私服セイバー)出しまくってるマックス連合が何言ってんだって話
とりあえず気になったことをつらつらと
色ぽバブルと言われてる昨今ですがこれもいつまで続くのやら
既に弾けかけとか言う人嫌いです
中国工場での賃金問題や原油高による材料費問題等の煽りを今後も受けていくことを考えると商品単価が上がることはあっても下がることはまずないでしょうし
あまり色ぽの未来は明るくないのかもしれませんとかネガティブなセリフで締めくくるとかどうなのこれ(;´Д`)
どうでも良いけどコラムの最後の4コマすげぇシュールなんですが誰が描いてんだろう